理系のための銀山入門

アーティスト: 編曲者:グレード:3 キー: 演奏時間:6分30秒主要テンポ: TP最高音: ソロパート:2007 年7 月に、世界遺産として登録された島根県大田市の石見銀山は、戦国時代後期から江戸時代前期にかけて栄えた、日本最大の鉱山遺跡。

この、随想「石見銀山」は、坑夫によって歌い継がれてきたと言われる「銀山捲き上げ節」と、三瓶地方に伝わる子守唄の2 曲を幻想曲風にまとめた作品である。

;作曲の発端は、平成5、6 年頃、大田市市民会館の館長だった長田氏の依頼による。

その時受け取った資料は、お婆さんが無伴奏で歌っている「銀山捲き上げ節」。

しぼり出すような歌い方が労働歌にふさわしく、感銘を受けたのを鮮明に記憶している。

それを吹奏楽にして地元の方々が楽しめるように、ということで、なるべくイメージを崩さず、しかし豊かなサウンドを心がけて作った。

石見銀山が2007 年に世界遺産になったことから、あの時の作品をもっとふくらませた楽曲にし、幅広く演奏してもらいたいと思い、今回後半部を新たに付け加えて完成させた。

編成:使用Percussion:ISBNコード：9784840071185JANコード：4533332910151出版年月日：2009/05/01