品質・価格にこだわったユーフォニアムをご提供

　世界を股に活躍がつづくユーフォニアム・ヴィルトゥオーゾ、スティーヴン・ミードが、オランダ、フリースラントの名門ミリタリー・バンド、ヨハン・ヴィレム・フジョー・カペルをバックに、アメリカのベテラン作曲家ジェームズ・カーナウの3大フォニアム独奏曲を吹きまくった1998年リリースのアルバムです。

　 録音された1990年代当時、ミードは、かつてソロ・コンペで優勝したときに副賞として贈られた楽器を演奏活動で使っていました。

それは彼にとって宝物のような楽器で、運搬時も自分で運び、けっして他人の手に委ねませんでした。

　 日本初来日時に東京のカザルスホールでライヴ収録されたCD「パントマイム」(CD-1090)も、京都の八幡市文化センターでセッション収録されたCD「エクスカリバー」(CD-0295)も、その楽器で演奏されたものです。

　 　 このアルバムの最大の魅力は、それらと同じテイストのソロが、今、愉しめることです! 　 サウンドも、音程感も、何もかも懐かしい! きっと、そう思うファンも多いと思います。

　 そして、そんなミードが、カーナウの三大ユーフォ二アム・オリジナル・ピース、『ラプソディ』、『シンフォニック・ヴァリアンツ(交響的変奏曲)』、『協奏曲』にトライしたのがこのアルバムなんです。

　 　 その若々しい演奏タッチは、今聴いても色褪ることがありません! 　 バックをつとめるヨハン・ヴィレム・フジョー・カペルも、安定感のあるスキルフルな演奏を聴かせ、バンド単独で録音したガランティの『レイズ・オブ・ザ・サン』、ヴァンデルローストの『スピリット・オブ・インデペンデイト』、カーナウの『トゥー・フライ・ウィズアウト・ウィングズ』でも、スピード感ゆたかなパフォーマンスを愉しませてくれます。

蛇足ながら、アルバム中、これらはまさに“隠し目玉的存在”となっています! 【スティーヴン・ミード】 1962年2月26日、イングランドのボーンマスに生まれる。

世界一とも謳われる神業的なテクニックと、演奏を聴いた誰もが虜にされてしまうほど、豊かな音楽性を併せ持ったユーフォニアム奏者。

金管楽器界のスーパースター、エンターテイナーであり、世界を股にかけて演奏活動を行っている。

委嘱作品も多く、スパークの『ユーフォ二アム協奏曲』やグレイアムのユーフォニアム協奏曲『称う(たとう)べき紳士たちの列伝に』など、数多くの新作を世界初演。

LP、カセット、CDなど、発売された音源は数知れず、ユーフォニアム奏者としての録音曲数も世界一と言われている。

【ヨハン・ヴィレム・フジョー・カペル】 オランダで最も古い歴史を持つ陸軍系のミリタリー・バンド。

1819年、第1歩兵連隊スタッフ・バンドとして誕生。

フリースラントのアッセンを本拠とする。

1954年、ヨハン・ヴィレム・フジョー・カペル(Johan Willem Friso Kapel)に改称。

オランダのバンドだが、バンド名称はオランダ語発音ではなく、フリースラント語発音で呼ばれる。

2005年1月1日、オランダのミリタリー・バンドの組織改革により、王宮のあるデン=ハーフを本拠とする“オランダ王国陸軍バンド(Koninklijke Militaire Kapel/略称：KMK)”と統合され、アッセンを本拠とする1つにバンドに再編された。

バンド名称も2つのバンド名が組み合わされ、現在は「オランダ王国陸軍バンド“ヨハン・ヴィレム・フジョー”」の名称で活躍が続いている。

【演奏楽譜のお取り扱いについて】 このCDの演奏曲は、アメリカのカーナウ・ミュージック・プレス、オランダのデハスケ、イギリスのローズヒルの出版曲です。

常時取り扱い以外の楽譜も喜んでお取り寄せしますので、お気に入りの曲が見つかったときは、ページ上部の[商品についての問い合わせ]ボタンをクリックして、遠慮なくバンドパワーまでお問い合わせ下さい。

・ユーフォニアム (Euphonium)： スティーヴン・ミード (Steven Mead)(2、4、6) ・演奏団体： ヨハン・ヴィレム・フジョー・カペル (The J.W.F. Military Band/Johan Willem Friso Kapel） ・指揮者： アーレクス・シュイリングス （Alex Schillings） ・発売元： デハスケ (de haske) ・発売年： 1998年 1. レイズ・オブ・ザ・サン／ロッサーノ・ガランティ 【4：06】 　　Raise of the Son／Rossano Galante 2. ユーフォニアムのためのラプソディ／ジェームズ・カーナウ 【6：01】 　　Rhapsody for Euphonium／James Curnow 3. スピリット・オブ・インデペンデイト／ヤン・ヴァンデルロースト 【9：16】 　　Spirit of Independence／Jan Van der Roost 4. ユーフォニアム協奏曲／ジェームズ・カーナウ 【14：42】 　　Concerto for Euphonium／James Curnow I) アダージョ・モデラート・エ・カロローゾ/アレグロ・スケルツァンド 【5：25】 Adagio moderato e caloroso/Allegro scherzando II)アンダンテ・モデラート・エ・モルト・エスプレッシーヴォ 【6：39】 Andante moderato e molto espressivo III)アレグロ・コン・ブリオ 【2：38】 Allegro con brio 5. トゥー・フライ・ウィズアウト・ウィングズ(翼を持たない飛行)／ジェームズ・カーナウ 【7：21】 　　To Fly Without Wings／James Curnow 6. ユーフォニアムとバンドのためのシンフォニック・ヴァリアンツ／ジェームズ・カーナウ 【18：01】 　　Symphonic Variants for Euphonium and Band／James Curnow I)主題 - アレグロ・コン・ブリオ, アレグロ・モデラート・エスプレッシーヴォ, アダージョ・エスプレッシーヴォ Theme - Allegro con brio, Allegro moderato espressivo, Adagio espressivo 【1：36】 II)第1変奏 - アレグロ・コン・スピリート Variant 1 - Allegro con spirito 【4：05】 III)第2変奏 - レント・コン・テネラメンテ Variant 2 - Lento con teneramente 【4：26】 IV)第3変奏 - プレスト Variant 3 - Presto 【2：45】 V)第4変奏 - アダージョ・コン・カローレ, アレグロ・マエストーソ, ぺザンテ Variant 4 - Adagio con calore, Allegro maestoso, Pesante 【5：09】   ≪2010年11月新入荷≫★

ジェームズ・カーナウの3大フォニアム独奏曲を吹きまくったスティーブン・ミードの傑作アルバム！